掲載日:2025年02月12日
更新日:2025年02月13日
今回は滋賀県高島市にあるメタセコイア並木に訪れました。
メタセコイア並木は絶景として有名ですが、実は一度世界から絶滅したと言われていました。
今回はそんな歴史を見ながら、現地の様子も紹介したいと思います。
【公共交通機関】
JR湖西線マキノ駅からマキノ高原線バスで約6分(運賃:220円)
【車】
森本ICからマキノピックランド駐車場まで約20分
(普通車 230台 大型車 10台 障害者用 3台)
マキノピックランド駐車場は無料で停めることができます。
また紅葉シーズンは臨時駐車場が解放されます。
マキノピックランドは果樹園ゾーン、パークゾーンに分かれています。
果樹園ゾーンではサクランボからブルーベリー、ぶどう、くり、さつまいもなど旬の果物の収穫体験ができるそうです。
2月に訪れたときは当然やっていませんでした。
収穫時期、値段はこちらから確認することができます。
パークゾーンではカフェ、レストラン、芝生広場、グラウンドゴルフ場が整備されており、センターハウス内ではお土産や手作りジェラートアイスの販売をしています。
まるで外国にいるような雰囲気になりますね。
外に設置されているトイレも比較的綺麗でした。
メタセコイア並木はピックランドからすぐのところにあります。
というかバスや車で来ている人は、到着前にみることになります。
今日は平日ということもあり、写真を撮っている方が6人ほどでした。
休日になれば誰もいない瞬間を撮るということは難しいと思います。
また長い道路のため車が通りすぎたと思ったら、また前から車が来たりとなかなかシャッターチャンスがありませんでした。
なので、来る予定がある人は平日の朝11時頃までに到着していればベストだと思います。
メタセコイアはスギ科の落葉性の針葉樹で、生長すると高さ25~35m、直径1.5mになります。
実は100万年前頃までは、日本にもたくさん自生していたそうですが絶滅してしまったそうです。
消滅した原因としては、海水準変動による生育地の縮小・拡大のくり返しにあわせて、分布域を移動させることができなかったことが考えられています。
日本では1941年に三木茂博士が、メタセコイアの化石を発見しました。
当時は新種だったため、三木茂博士がメタ(変わったという意味)セコイアと命名しました。
しかし、1946年に三木茂博士が中国湖北省利川市磨刀渓で原生のメタセコイアを見つけたことを発表しました。
(発見は1945年とのこと)
化石としてでしか見つからなかったため、「生きた化石」と呼ばれるようになりました。
道路の両側に約2.4kmにわたって並んでドラマのような風景ですが、見頃は11月下旬の紅葉シーズンです。
「メタセコイア並木紅葉まつり」も開催され、たくさんの観光客が来るそうです。
絶対に見頃を逃したくないという方は、高島市が近況を紹介しているのでぜひご確認ください。
また地元の人のボランティアによって景観が保たれています。
無償にて行っているため、絶対に汚さないようにしましょう。
滋賀って琵琶湖のイメージしかなかったのですが、意外なフォトスポットがありました。
周辺にはスキー場やキャンプ場もあるみたいなので、ついでに車で通過するだけでもおすすめです。
次は秋の紅葉シーズンに訪れたいと思います。
(メタセコイアの葉って全然紅葉じゃないよな・・・)
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