掲載日:2025年02月25日
更新日:2025年03月06日
長野県には、猿専用の露天風呂があり、温泉に入る猿は世界でもここだけ、ということで行ってきました!
今度行こうと思っている方は役立ててください!
長野県の北部、下高井郡山ノ内町に地獄谷野猿公苑はあります。
(長野駅からのアクセスを書いてるけど、長野に来るまでも大変なんだよな・・(´・ω・))
【電車】
長野駅⇒湯田中駅(38分)⇒バス(15分)⇒スノーモンキーパーク
【バス】
長野駅⇒志賀高原行き急行バス(41分)⇒スノーモンキーパーク
飯山駅⇒志賀高原行き急行バス(34分)⇒スノーモンキーパーク
【車】
信州中野IC(20分)⇒スノーモンキーパーク
約100台収容できる無料駐車場がありますが、温泉施設の駐車場は有料のところがあります。
しかし、看板があるので迷うことはないでしょう。
スノーモンキーパークに到着後、なんと徒歩で約40分移動します。
人間と猿の生活エリアを分けておくことで、トラブル防止や自然に近い状態でサルを観察できるようにするためだそうです。
入口には地獄谷野猿公苑のライブ映像があり、日本猿が入浴している姿が見れます。
また、冬は靴に取り付けるタイプのスパイクが販売されておりました。
価格は忘れてしまいましたが、観光地価格だったはずです。
それからこの時点で財布を忘れると悲惨なことになります。
地獄谷野猿公苑まで一本道です。
隣は崖になっており、向かい側から見終わった人がくるので、意外とハラハラします。
しかしニュースにはなってないので、とりあえず安全なのでしょう。
それから運よくここで日本猿に会うことができました。
もう猿の生活圏みたいです。
観光客が落としたおにぎりを食べていました。(怖い)
長い雪道を抜けると地獄谷温泉が見えてきました。
地獄谷温泉後楽館という温泉施設で、1日につき4部屋しか受け付けてないそうです。
しかし、冬は野生の日本猿と一緒に温泉に浸かれるチャンスがあるということで、とても人気のところみたいです。
欠点としては、外の観光客から丸見えということですね。
私が訪れた日は3人ほどの男女が水着で温泉に入っていました。
多分、訪れるまで観光客にどれくらい見られるのかわからないと思いますが、滅茶苦茶みられることは覚悟しておいたほうがいいと思います。
地獄谷野猿公苑前に到着しました。
とても並んでいるように見えますが、5分ほどでチケットを購入できました。
それから16時までとなっていますが、15時30分までに入場しなければいけないみたいです。
【営業時間】
夏季(4月~10月):8時30分~17時00分
冬季(11月~3月):9時00分~16時00分
【入苑料】
大人:800円
子供(高校生まで):400円
【公式サイト】
https://jigokudani-yaenkoen.co.jp/guide
日本猿の毛づくろいや親子、木を登る姿を見ることができました。
柵などは一応ありますが、逆に日本猿が柵を飛び越えてきたりします笑
それと人間に慣れているのか攻撃される様子も威嚇されることもありませんでした。
とても安全でした。
風呂に浸かっている猿に癒されました。
見ていて気になったことなのですが、猿は湯冷めしないのか?と思ったので調べて見ると理由は2つあるみたいです。
理由①
日本猿は毛の密度が高いため、風呂から上がっても肌に近い部分は温かいまま。
理由②
そもそも湯冷めとは入浴時に毛穴や汗腺が開いてしまい、そこから放熱しまうことで起きる現象。
日本猿の場合、身体の末端の毛細血管が収縮し、人間に比べ汗腺が極めて少ないため湯冷めしにくい。
上手く環境に適用しているみたいですね。
また、温泉に入るのはメスと子供だけらしいです。
オスの場合、群れを守るためすぐ行動できるようにしているよう備えていたり、体毛が水に濡れて小さく見られることを嫌うそうです。
正直、最初は楽しめるか疑っていましたが来て良かったです笑
ここまで見てくださった方は、「お~、いいじゃん」と思っているかもしれませんが、意外と観光客がいます。
日本人を探すほうが大変というくらい外国人観光客がいます。
訪れたのは平日だったので、休日はどうなるんでしょうか。
しかし、一生に一度は訪れてもいい場所でした。
今度は夏ですね。
今回は以上!
(それにしても、たくさんの人に囲まれて入浴する猿もすごい笑)
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