掲載日:2025年02月19日
更新日:2025年02月21日
今回は、山梨県富士河口湖町にある青木ヶ原樹海を探索してきました。
青木ヶ原樹海はある小説家と、ある看板によって国内外で知られるようになったのですが、実際はどのようになっているのか見ていきたいと思います!
富士山の北西に位置し、1200年前に富士山が噴火して青木ヶ原樹海が作られました。
そのため、「富士の樹海」とも呼ばれています。
また国の天然記念物に指定されており、面積はおよそ30平方キロメートル。
大体、山手線の内側の半分ほどの面積ほどあります。
青木ヶ原樹海へ行くにはいくつかあり
①西湖コウモリ穴
②竜宮洞穴入口
③西湖野鳥の森公園
④富岳風穴
⑤鳴沢氷穴
⑥赤池
⑦精進湖民宿村
今回、④富岳風穴から行きました。
森の駅 風穴という建物があり、お土産販売とレストランが営業しています。
青木ヶ原樹海に本格的に入る前に、富岳風穴があります。
富岳風穴は天然記念物に指定されており、総延長201メートル、高さ8.7メートルの巨大な自然洞穴です。
夏でもひんやりと涼しく平均気温は3度で、昭和初期まで蚕の卵の貯蔵に使われていた天然の冷蔵庫です。
料金は一般の場合
・大人 350円
・小人(小学生以下) 200円
です。
15名以上の団体は少しお安くなります。
また、富岳風穴 鳴沢氷穴 セット券というものがあり、そちらは600円になります。
それぞれ50円安くなるので今回そちらを購入しました。
【公式ホームページ】富岳風穴
URL: https://www.mtfuji-cave.com/sm/wind_cave/
天然の大きな氷柱が名物らしく見ることができました。
氷柱の見ごろは、1月上旬から5月下旬のようです。
また、壁の玄武岩質が音を吸収する性質をもっているらしく、内部は不思議と音が反響しませんでした。
富岳風穴を見終わったので、次は青木ヶ原樹海散策です。
ツガ、ヒノキなどの針葉樹やソヨゴ、アセビ、ミズナラ、フジザクラ、カエデなどの広葉樹が自生しており、陽当たりのよい所ではアカマツもみることができます。
またバードウォッチングとしても楽しめるみたいで、西湖野鳥の森公園ではあちこちに餌台が置かれていて、運が良ければ鳥たちが羽を休める姿を見ることができるみたいです。
青木ヶ原樹海はある俗説があります。
1「樹海からは抜け出せない」
2「樹海の中は磁石が利かない」
1に関してですが、山手線の内側の半分ほどの面積しかないので、まっすぐ行けば1時間程度で県道に出ることが可能みたいです。
また観光地として遊歩道や看板も整備されているため、迷うことはあっても抜け出せないことはないと思います。
今回は雪が降っていたため、足跡を辿っていけば迷うことはありませんでした。
2は全くのデマで樹海内の溶岩は磁鉄鉱が多いのでそのように言われていますが、わずかな磁力なので、方角がわからなくなるほどではないそうです。
それから近くにゴルフ場もあり、圏外にはならないそうです。
私のiPhoneも普通に使うことができたので、YouTuberなら配信も可能ですね。
他にも俗説はありますが、大体は娯楽として楽しむような噂でした。
鳴沢氷穴への入るためも施設が見えてきたところで、噂の看板がありました。
考えさせる看板ですよね。
(観光地にあっていい看板じゃないよな・・・)
鳴沢氷穴も富岳風穴と料金は同じです。
ただ、富岳風穴と違って、妊婦、4歳未満の子供禁止やヘルメットの貸し出しなどがありました。
ちょっと危なかったですけど、アスレチックみたいで楽しかったです。
こちらも天然記念物に指定されており、総延長約150メートル、高さ3.6メートル
こちらも氷柱が名物のようです。
青木ヶ原樹海を現地に行ってきました。
初めて訪れたのですが、意外に迷う要素がなかったのが驚きでした。
噂を実際自分の感覚で確かめるというは楽しいですね。
また、富岳風穴~鳴沢氷穴を往復するレベルだったのですが、トレッキングに最適なコースもあるみたいです。
自分が老人になったらまた来たいです。
(富士山の近くだったので、実はこの後本栖湖にも車で観光していきました。
ゆるキャン△の第一話そのままでしたw)
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