掲載日:2024年06月26日
更新日:2024年06月30日
世界で最もオーロラがみられるとして有名な、カナダ北西部ノースウェスト準州の州都であるイエローナイフ
3日間滞在すれば95%は見ることができ、質も高く年間11万人が訪れています。
異国に行き静まり返った夜にオーロラを見れば一生忘れられない思い出になるはずです!
今回はオーロラの聖地を見ていきたいと思います!
カナダ北西部に位置するイエローナイフは、北極圏にも近く、亜寒帯気候と呼ばれ寒冷な気候が特徴の都市です。
イエローナイフでオーロラを見るベストシーズンは2回あり夏と冬です。
夏のベストシーズンは7月下旬〜9月下旬です。
最高気温が20℃前後、最低気温も5℃前後と比較的過ごしやすくなっています。
オーロラ鑑賞だけでなく、昼間のアクティビティも楽しむことができます。
現地ではカヌーやハイキングなど、自然を満喫できるアクティビティなど豊富に用意されています。
冬のベストシーズンは11月下旬〜3月下旬までです。
平均気温はー13.7℃と厳しい寒さが続きます。
1947年1月31日には ー51.2℃を記録しています。
冷凍庫は一般的に18℃であることから凄まじい寒さですね
しかし、オーロラビレッジなど観測施設が整っており、防寒具も完備されています。
暖炉に火が灯ったティーピーの中で快適に観賞できるツアーもあり、心置きなくオーロラを楽しめるでしょう。
オーロラとは
太陽から放出される主に電子やプロトンなどで構成されたプラズマ粒子が大気圏に突入し、
地球の磁場に沿ってさまざまな高度で大気中の原子や分子と衝突することで、美しい光を放つのです。
つまりオーロラは、太陽から放出される太陽風が地球の磁場と相互作用し、大気中の原子や分子と衝突することによって生じる現象です。
なので高緯度地域であるイエローナイフでオーロラが発生しやすいというわけです。
オーロラの色が決まる要素
オーロラはプラズマ粒子と大気中の原子や分子が衝突することによって発生します。
この際、酸素が地上から約100km以上で衝突すると緑色の光を放ち、地上から約200km以上では赤色の光を放つことが知られています。
また、窒素が衝突すると紫色や青色の光を放つこともありますが、酸素が出すオーロラによって目立たたないため稀にしか見られません。
これらの要素でオーロラの色が決まっているのです。
しかし、オーロラにはまだまだ謎が多いため今も調査・研究が行われています。
ちなみにオーロラという名前をつけたのは、17世紀のガリレオ・ガリレイと言われています。
日本からイエローナイフに行く場合、直行便はないのでバンクーバーに行き、その後イエローナイフへの直行便に乗車します。
(飛行時間:合計約14時間)
イエローナイフ空港から市街地までタクシーで移動します。
(乗車時間:約15分)
カナダ・イエローナイフの旅費は1人28万円が目安のようです。
ツアーの場合は防寒具などの貸出や場所の確保など、安心できるみたいですが高額のようです。
今回はイエローナイフのオーロラについてみていきました。
オーロラなんて日本では滅多に見られないので、見てみたい方も多いはずです。
さらにイエローナイフではデネなどの先住民のコミュニティがあり、歴史、伝統を学ぶことができるそうです。
特に「オーロラメッセンジャー」と呼ばれる先住民の語り手から貴重な話を聞けるでしょう。
もし時間とお金があるならば一度は行くべきでしょう
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