現在から1年以上過ぎているため、過信しすぎないでください。
掲載日:2022年11月27日
更新日:2022年12月18日
埼玉県の秩父は山々に囲まれた盆地のため春と秋なると気候条件によって綺麗な雲海を見ることができます。
さらに東京から1時間半で雲海を見ることができるため、非常に人気の雲海スポットになっています。
雲海とは、地表付近に濃い霧が発生し、標高の高い場所から見下ろすと雲の海が広がっているように見える神秘的な現象です。眼下一面に広がる雲が大海原のように見えるため、「雲の海」すなわち「雲海」と呼ばれています。
深夜から早朝にかけて良く晴れると前日に温められていた地表の熱が、赤外線になって宇宙空間へ逃げて行き地表近くの温度が一気に下がります。この気象現象が「放射冷却」。
放射冷却により、水蒸気を含んだ空気が冷えます。
上空の乾燥して安定した空気の層よりも、地表付近の気温が下がり「逆転層」という現象が起こります。 (通常は上空へ行くほど気温が下がります。)
無風時もしくは風が弱い時に、山間部や盆地に冷えた空気が溜まります。 やがて一帯が飽和状態となり、空気中の水分が霧となって発生します。
霧の層の上から見ると、これが雲海の状態になります。
雲海が発生する条件は、霧の種類や場所・地域によって若干違いがあります。
天気
・湿度が高い
・急激な気温の低下
・風が弱い(なるべく無風状態)
・雲がない晴天
場所
・山間部、盆地
・近くに海や湖、川などがある
・空気の流れが少ない場所
時間帯
・夜明け前~早朝
幻想的な雲海写真を撮影するなら、早起きが必須条件です。
雲海といっても、地域によって見れる時期が違うので、まずは、行きたい場所の雲海シーズンを調べることが重要です。
雲海を見に行くときは、防寒対策、ヘッドライトなど、歩きやすい靴、雨具をしっかり準備していきましょう。
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