掲載日:2024年05月31日
更新日:2024年06月02日
今回は、世界遺産にも登録されているモアイ像について調べてみました。
モアイ像といえば日本の教科書にも載っているので、老若男女知っていると思います。
しかし、そんなモアイ像を作った時代には、エジプト文明、インカ文明、マヤ文明と並ぶ、巨大な文明を築いたとみられており、様々な研究がされています。
そんなロマンがあるモアイ像について、見ていきましょう!
日本から1万5000キロ離れたところにあるイースター島。
さらに南米チリ本土から西に3,600キロ離れています。
面積は163.6Km²。
沖縄の宮古島とほぼ同じくらいの面積である。
さらにこの島の半分が国立公園である。
(なんだそりゃ)
行くには2パターンあり、
1:エアタヒチヌイを利用してタヒチ経由で行く方法
2:米系航空会社を利用して米国&サンチアゴ経由でいく方法
があります。
日本では1が人気の行き方で、往復の航空費は9万円が目安のようです。
さらにイースター島観光=国立公園入場のため、国立入場チケットというのが必要になります。
2024年5月31日時点で、$60(日本円にして約9,409円)を支払う必要があります。
これは国立公園として世界で二番目に高い料金設定になっています。
(モアイ像は他の国にはないので強気の値段設定だという)
この島が世界に知られることとなったのは1722年、オランダの探検家ヤコブ・ロッヘフェーン(Jacob Roggeveen)によって発見した時です。
彼が上陸した日はキリスト教の復活祭4月5日(イースター)であったため、この島は「イースター島」と名付けられました。
しかし、それまでの文明は19世紀半ばに島内で起こった戦争によって島民が激減し、不明となっています。
(環境破壊のために資源が枯渇してしまい、わずかに残された資源を巡って紛争が勃発したとされている)
モアイ像は、チリ領のイースター島に点在する人面を模した石像であり、その独特の顔と巨大なサイズで知られています。
モアイ像の大きさは様々で、最小のものは約3.5メートル、最大のものは約20メートルにも及び、
その重さも多様で、20トンから90トンという重量級のものが多く存在します。
モアイ像はその威厳ある姿と謎に満ちた背景から、観光スポットとして人気があります。
一般的に知られているのは、人間の顔を抽象化したシンプルなデザインのものですが、中には複雑な装飾や飾り物を持つものもあります。
特に、頭部に「プカオ」と呼ばれる赤い石帽を載せたモアイ像は、祭祀や儀式に用いられたものとされています。
モアイ像の制作には、イースター島のラノ・ララクと呼ばれる噴火口跡で採石された凝灰岩が使用されました。
この凝灰岩は柔らかく加工しやすいため、巨大な石像を作るのに適していました。
モアイ像の制作は6世紀頃から始まり、時代が進むにつれて徐々に大型化していきました。
完成前の段階の石像が採石場に残されていることから、その作業過程が多少なりとも推測されています。
しかし、制作されたモアイ像の目的については未だに解明されていない部分が多く、現在でも研究が続けられています。
モアイ像の移動方法については、長い間学者たちの間で議論されてきました。
なぜかというと、石切り場からモアイ像が建てられている場所まで最大18キロ以上離れているからです。
どうしてこんなに巨大な石像が製作された場所から遠く離れた場所に立てられたのか、多くの理論が提唱されてきました。
これまでは、丸太を並べたコロやロープ、木のそりを組み合わせてモアイ像を移動させてきたと考えられていました。
しかし最近の研究では、原住民が縄を使ってモアイ像を歩かせるように移動させた可能性が示唆されています。
これにより、重い石像を壊すことなく長距離を移動させることができたと考えられています。
実際にモアイ像を縄を使って検証した動画
URL: https://youtu.be/oJokOVo1OZ4?si=XwHbcvR5CCF9MsCE
国立公園への入場料って存在するんですね。
日本の国立公園は入場料はないので知らなかったです。
島の周辺海域はダイビングやシュノーケリングに最適で、美しいサンゴ礁や魚の群れを見ることができるらしく、
夜は、星空を眺める天体観測もおすすめみたいです。
行くには時間とお金が必要ですが、世界遺産はぜひ見ておきたいですよね~
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