掲載日:2024年04月23日
更新日:2024年05月03日
諜報機関とは国家の安全を守るため国内や海外でさまざまな情報を収集し分析する組織になります。
現在では国家に利益をもたらすような情報やテロリストなどが過激派組織の情報を収集するのが主な任務ですが、
戦時下ではいわゆるスパイとして敵国で暗躍します。
今回は謎に包まれている世界をランキング形式で紹介します。
イギリスの情報機関(通称:MI6)として国外での情報活動をおもな任務としています。
1993年5月イギリスのメージャー首相はMI6の実在を初めて公式に認めました。
007シリーズの作者:イアン・フレミングはMI6の元諜報員であることを公表しています。
第一次世界大戦前から存在したと言われているのですが、現在は整理統合されほとんどは閉鎖されております。
MI1~MI19までありますが、少しだけ紹介します。
「MI1」
主な活動は暗号、暗号解読。
現在は海軍の「ルーム40」と統合され政府暗号学校を経て政府通信本部に名称を変えています。
「MI2~MI3」
主に海外での諜報活動を行う。活動地域は以下とされています。
MI2:極東、アメリカ州、ソ連、中東、スカンディナヴィア
MI3:東欧、リトアニア・ラトビア・エストニア
「MI4」
地図の作成を行う
「MI5」
他国の諜報員を妨害を行う
「MI3、MI8」
欠番
上記画像:Laurie Nevay - IMG_4834.jpg, CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=49559880による
2017年に中国に潜入していたCIA職員が12名殺害されたことがありMSSの仕業だと言われています。
最近ではMSSがサイバー犯罪を請け負う組織と連携し、各国の主要企業に対してハッキング活動を行っていると噂されています。
第一局~第十七局までありますが、少しだけ紹介します。
「第一局」
主な活動は暗号通信及び管理
「第八局」
外国スパイの追跡・偵察・逮捕等
「第九局」
渉外組織の防諜、監視、内部反動組織や外国組織の告発
「第十局」
外国駐在組織人員及び留学生の監視・告発、域外反動組織活動の偵察
「第十六局」
衛星情報判読を含む各国政治経済軍事関連映像の情報
パキスタンの情報機関(通称:ISI)として国内外での情報活動をおもな任務としています。
アメリカの中央情報局や、イギリスの秘密情報部に相当する機関であり1948年に設立されて以降、中東での紛争を裏から操っていると言われています。
また、パキスタンでの核開発にもかかわっていると噂されています。
以下7つの組織で構成されています。
「統合情報部X」
他の部からの情報を収集分析する中枢部局
「統合情報部」
政治情報。インドを扱う部局も含む
「統合対抗情報部」
主にイスラム諸国での外交官の監視
「統合情報北方部」
カシュミール地方担当
「統合情報総合部」
スパイ、非合法活動など
「統合信号情報部」
インド国境での情報収集
「統合情報技術部」
技術支援
ドイツの情報機関(通称:BND)として政治情報と経済情報の収集、その分析と評価を行います。
1955年に設立され組織には7000人が存在しており、2000人が海外で諜報活動を行っているとされています。
過去にはアメリカの諜報機関(CIA)がBNDに情報提供を求めるほど情報収集分野に長けています。
ゴルゴ13では第298話にBNDが登場しています。
以下9つの組織で構成されています。
第1局
第2局
第3局
情報分析
第4局
管理
第5局
国際テロ対策
第6局
技術支援
第7局
教育訓練
第8局
公安、対諜報
第9局
財務会計技術支援
フランスの情報機関(通称:DGSE)として国家安全保障に関係する情報の収集及び分析・国外でのフランスに対する破壊活動の摘発及び予防、国家利益のための機密作戦を主な任務としています。
パリ20区モルティエ大通り141番に本部があり第二次世界大戦中に前身となる組織が創設されて以降、幾度となく名称が変わった組織。
アメリカの国家安全保障局(NSA)がPRISMと呼ばれる監視プログラムによって国民の通信を監視して情報を収集していたのと同じように、フランスでも似たようなプログラムが使われているとル・モンドが明らかにしています。
しかし、「いまのフランスの法律でそんなことはできない」と下院議員が報道を否定しています。
集めた情報は数十億件ともいわれるもので、本部の地下3階に設置されたサーバーに格納されているとされています。
以下5つの組織で構成されています。
戦略局
情報局
運用局
管理局
技術局
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